格安物件の落とし穴

格安物件の落とし穴、その真相は?
どうせ落ちるなら、ナットクづくで自分の肌に合った穴へ落ちよう
「いきなり。やすーい部屋ありますか? なんて聞くと門前払いをくらうんで。風呂無し5万円以下の部屋はないですかって聞くんです。地元に顔のききそうな不動産屋に粘り強く通いながら、しかも「多少のことはガマンしますから」という覚悟を伝えるのが大事なんですね。すると物置の奥からほこりをかぶった骨董品を出してくるような顏して「実はね、お客さん。××××部屋なんだけどね」とかいって、おどろおどろしく出てくるのが格安物件なんです」(Mさん・32歳)
つい最近、××××が出るという部屋を格安で借りたM女史の発言である。
彼女から話を聞いていると、××××にあてはまる部分がどうしても「お化けが出る」とか「女が自殺した」となってしまう。
だが実際には、そういったオカルトチックな部屋はたしかに賃料は安いが、不動産会社によればめったに扱わないし、事前にその「いわく」を話さない場合が多いという。

こわい猫

そりゃそうだよね。
そもそも「格安物件」とは、どう格安なのか。
不動産屋にいわせれば、格安とは相場の賃料の2割安をいうらしい。
単純にその地域で、築5年、2DKのアパートが相場10万円とすると、同じタイプで8万円だと格安物件ということになる。
では、なぜ格安になるのか。
モチロン落とし穴が隠れているからだ。
それでも安さを選ぶからには、それなりに腹をくくらなければならない。
その穴とは、
●お隣にヤッちゃん様が住んでいる(いつピストルで死んでもおかしくない、ンッ?)
●下がカラオケ屋や雀荘でやかましい(イヤー・ウィスパーなしでは生きられない)
●隣が宗教法人の事務所(つねに入信をすすめられる)
●部屋がピサの斜塔のように傾いている(床にある物がすべて転がってしまう)
そのほか、
●線路沿い・雨漏りがする・川沿い・築年数が20年以上・部屋が臭い・リフォームされていない・駅から異常に遠い・期間限定貸しである・4階以上なのにエレベーターがない・洗濯機置き場がない・まったく日が当たらない、などなど。

ビー玉転がる

ところで、この反対に落とし穴のないラッキーなパターンがある。
それは、不労所得をあてにしていない、裕福な大家が経営する物件の場合だ。
こういう大家は、大地主や物件をたくさんもっている人に多い。
賃貸物件が供給過多状態のいまは、むしろこのパターンの格安に当たる確率もケッコー大きいぞ。